加圧トレーニングとは、専用の器具やベルトを使用して「適切に血流を制限した状態で行うトレーニング方法」です。上半身は腕の付け根(上腕二頭筋の基部)、下半身は脚の付け根(大腿部の基部)にベルトを巻き、個人に合った適切な圧を掛けながら、目的に合ったトレーニングや運動を行います。
加圧トレーニングの最大の特徴は、極めて軽い負荷でトレーニングを行い、1回のトレーニングは10分~20分程度の短時間で効果を発揮し、通常の筋力トレーニングと比べ短期間で効果が表れます。
加圧トレーニングを行うと増大する成長ホルモンによって、太りにくい体になります。また、トレーニングによって筋肉が増えると、脂肪が燃焼しやすい体になります。
加圧と除圧を繰り返すことで、血管に弾力が蘇ります。血行がよくなり、血流量も多くなるので、新陳代謝が活発になります。冷え性や肩こりなどの不調が改善します。
加圧トレーニングを行うと骨折や肉離れ、ねんざなどのケガの回復が早くなるという研究データがあります。成長ホルモンによって、筋肉や人体の修復が早まると考えられています。
軽い負担で高い効果が得られるので、トレーニングを続けやすいのが特徴です。さらにケガなどもしにくいので、老若男女だれでも実践できます。
加圧トレーニングをすると通常の約290倍もの成長ホルモンが分泌されたという研究結果が出ています。成長ホルモンは、肌のハリやツヤを取り戻し、脂肪のつきにくい体にしてくれます。